理事長のご挨拶
初めまして、医療法人社団一歯会 ひまわり保育園 理事長の川島です。東金市求名の地で歯科医院を開業して以来、歯科診療を通じて多く方と出会い、会話し、いろいろな思い出を築いてきました。どうしても治療が怖くて仕方ない子供に、何時間もかけて話して、あの手この手で興味関心を引き、叱咤激励して治療ができるまで本気で付き合う。出来た時は、その場の一同が感激（涙）。帰りは笑顔でハイタッチ！ そんなスタイルで、小児歯科医療に邁進し、やり甲斐を持って、小児患者さんと誠心誠意向き合ってきました｡いっさい身体を押さえつける事はせず、お互いに関係性を築くことで、治療を進めてきました。
しかし、ある時、これでいいのか？ このままでいいのか？ 間違ってはいない。でもなんか違う。「頑張って治療する」では無く、「治療しなくていいように、頑張ってもらうべきだ」
そう思った時、予防歯科を超えた取り組みが必要だと思い、「子供の生活の中に入りたい」と考え、「起きている時間のほとんどは保育園で過ごす・・・そうだ『保育園』を作ろう！」となり、保育園設立を決意しました。作る事を決めると、以前、子育て中の患者さんと話した内容やエピソードを思い出し、治療中の一時預かりサービスをしよう。それから、診療室では、歯の治療・予防は出来ても、よく噛む・正しく飲みこむ・正確な発音・・・まではなかなか介入しづらい。でも保育園であればそれができる。そんな想いから始まったのが、ひまわり保育園です。
なぜ、「歯医者が保育園を作ったの？」とよく聞かれます。でも、僕にとっては、歯医者だからこそ保育園が必要でした。今は、素晴らしい園児、尊敬すべきスタッフと出会えたことで、実現できることが増え、やりたいこと、挑戦したいことに溢れる保育園となりました。ひまわり保育園は、人と人との関係性を大切にします。ここには、子ども達の生活があります。それを見守り、安全で安心な環境を整えることが、何より求められる我々の責務であります。その上で、様々なチャレンジに取り組んでいくのが、我々、ひまわり保育園です。一生懸命遊べば、多少の怪我はすると思います。そこを学びの場にしようとするのが、ひまわり保育園です。
毎日、園児達の笑い声、泣き声、元気な挨拶や、一生懸命作った制作物を見て、ものすごいパワーをもらっています！「保育園を作って良かった〜」と何度も思います。今日も成長を続ける ひまわり保育園を、僕は誇りに思っています。
医療法人社団一歯会 ひまわり保育園
理事長 川島 達人
